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世界初のフェアトレードチョコレート!スイス「ステラ」のチョコを食べて社会貢献!

チョコレート

発展途上の国の原料や製品を、適正価格で取引することで、発展途上国の自立を支援する「フェアトレード」。消費者は普段購入するものをフェアトレード製品に変えるだけで、現地の人々の支援になります。

フェアトレードの製品はどのようなものがあるのだろう

どこで手に入るのだろう?ネットだったら送料がかかるから嫌だなぁ

と感じる方もいらっしゃると思います。

そこで近くにフェアトレード認証の商品が売っていそうなスーパーがありますので、探しに行ってきました。

輸入食品といえばそう!

「成城石井」

探してきた食品の中で、今回はチョコレートを取り上げたいと思います。

こんな方はぜひ読んでください。

  • フェアトレード認証の食品を選んで、貧しい地域の生産者にも貢献したい方
  • 立場が弱い人の力になりたい方
  • チョコレートが好きな方

フェアトレードって何?という方はぜひ、この記事も読んでください。

この記事にはプロモーションが含まれています。

輸入品の宝庫「成城石井」フェアトレード認証の商品を探してみた!

成城石井について

あなたの近所にスーパーマーケットの「成城石井」はありますか?

成城石井は、1927年に東京都世田谷区成城で食品店として創業した歴史あるスーパーマーケットです。

イトーヨーカ堂やイオンのような大型スーパーとは異なり、街のオシャレな食料品店というイメージですよね。

個人的には大型スーパーでは中々扱わないような輸入品などがあり、店内を見ているだけで楽しいです。

関東や関西を中心に店舗を展開しており、最近は滋賀県や岡山県にも出店しているようです。

成城石井の経営理念は、「食にこだわり、豊かな社会を創造する。」です。

グループ子会社の「東京ヨーロッパ貿易会社」を通じて世界各地、日本各地からいいものを仕入れて販売をしています。

一応断っておきますが、成城石井の人間ではありません(笑)

今回フェアトレード認証を始め、FSC認証やレインフォレスト認証などの様々な認証プログラムの認可を得ている商品を扱っているのが見られ、小売事業者・流通業者として理念や事業活動に共感したからです。

社会を変えるためには、消費者・生産者だけではなく、小売事業者や流通業者の協力が欠かせないからです。

※FSC認証やレインフォレスト認証については、今後しっかりと紹介したいと思います。

どんな商品があったか?

さすがに店内を勝手に撮影するのは気が引けましたし、全て購入するには私のお小遣いでは足りなかったので、一部簡単に紹介します。

さすがは成城石井、他のスーパーやコンビニでは見かけないような世界各国の食料品がありました。

フェアトレード認証の商品としては、インスタントコーヒー、紅茶、ハーブティー、チョコレートなどがありました。

他にもFSC認証(森林の保全に関する認証制度)やレインフォレスト認証(熱帯雨林の保全に関する認証制度)の商品も多数見受けられました。

こうやって消費者の選択肢が増えることはとてもいいことですよね。

時間がかかりますが、それぞれ試していきたいと思います。

ただこれは商品陳列の難しいところで、どの認証制度の認可を受けているかなどは、パッケージをきちんと確認しないとわかりづらかったです。

認証制度がもっと一般化し、消費者の購入決断により大きな影響が出てきたら、値札に大きく『◯◯認証!』と表示されそうですが、道のりは長いかもしれません。

チョコレートのフェアトレードの先駆けスイスのステラ社!

ステラ社の成り立ち

恥ずかしながら、私は初めて「ステラ(Chocolat Stella Bernrain)」を知りました。

1928年に「Achille Vanotti」氏がスイスでショコラ・ステラを創業。

1950年に「Chocolat Bernrain」という会社を買収して現在のステラ(Chocolat Stella Bernrain)が誕生。

1954年にスイスでチョコレートの製造を開始。

そして、

1991年に世界に先駆けてフェアトレードでチョコレートを製造した会社だそうです。

こう見てみると、チョコレートにおけるフェアトレードの歴史は、まだ20年くらいなんですね。

今では多くの企業が認証制度に参加し認可を受けていると思いますが、これからの発展に期待しています。

フェアトレード自体の歴史としては、1946年からだそうです。

ステラ社は、有機栽培のこだわっており、購入したチョコレートにも100%オーガニックの表示がありました。

他にもMyclimate認証(気候保護のために認証制度)やUTZ認証(児童労働の禁止や持続可能性などの認証制度)などを積極的に取得している会社で、CSR(企業の社会的責任)に積極的に取り組んでいることが伺えます。

このような会社が消費者から選ばれることで、世界は変わっていくと思います。

どこの国から原材料を輸入しているの?

1991年に世界初のフェアトレードのチョコレートを生産した際には、カカオはボリビア(ガーナではないんだ!)、砂糖はフィリピンから供給を受けています。

現在も南米やアジア各国と強固なパートナーシップを築き、カカオの供給を受けています。

参考までに、

  • 中南米:コスタリカ、ドミニカ
  • 南米:ペルー、ボリビア、パラグアイ
  • アジア:インド、フィリピン、インドネシア
  • アフリカ:コートジボワール、ガーナ、タンザニア、マダガスカル

またステラ社はカカオの生産に関わるトレーニングプログラムをつくり、カカオの生産者に提供することでサポートもしているそうです。

その他興味がある方は、ステラ社のHPをご覧ください。

日本語のサイトはありませんが、Google翻訳で大体読めます。

https://swisschocolate.ch/en/welcome.html

ステラのカカオ75%のチョコレートを実食した感想!

チョコレート

シックなパッケージに光沢感のあるオレンジ色の彩りがとてもおしゃれです。

大きく「ORGANIC&FAIR」の文字があしらわれ、フェアトレード認証のマークも見やすく表示されています。

ステラ社がオーガニック(有機栽培)とフェアトレードを重要視しているのが伺えますね。

味の感想は?

結論、めちゃくちゃ美味しいです!

私はダークチョコレート派なので高カカオのものをいつも選びますが、ステラのカカオ75%のチョコレートは、カカオの味わいが口いっぱいに広がって楽しめます。

甘さは控えめなのですが苦くはなく、マイルドでリッチな味わいが幸せな気分にしてくれます

ほのかにフルーティーな香りを感じるのは私だけでしょうか?

(すみません、食レポはあまり得意ではありません。)

昨日紹介したハングオーバーティーと合わせて食べたのですが、とても合います!

ぜひお試しください。

価格は?

購入する場所にもよるかもしれませんが、成城石井だと100gの板チョコサイズが税込755円で販売しています。

私の行った成城石井では、「ミルクチョコレート」・「カカオ75%」・「カカオ92%」の3種類が陳列されていました。

同サイズの市販のチョコレートに比べると2〜5倍くらい高いかもしれません。

これは必ずしも、安い他メーカーが生産者を不正に買い叩いていることを意味しません。

他メーカーは大量仕入れで安く抑えているのかもしれませんし、企業努力かもしれませんし、ステラのこだわりの結果や価格戦略かもしれないからです。

値段だけでは一概に社会に貢献しているかどうかはわかりませんが、各種認証制度の認可を受けているのですから、ステラのチョコレートを食べることで途上国の生産者の支援ができると思います。

普段の自分へのご褒美に、チョコレートが好きな友人へのプレゼントにステラのチョコレートを選んでみてはいかがでしょうか。

Amazonではほとんど見受けられませんでした。

楽天には成城石井のショップがありますしポイントも貯まるので、確認してみてください。

下記の画像リンクからサイトに飛ぶことができます。


余談ですが、原産国は製造された国が表示されるため「スイス」とパッケージに表記されています。

英語の表記部分を見ても、記載はありませんでした。

ステラのチョコレートを扱っているショップなども、「原材料の生産地」を紹介しているところは皆無でした。

(ステラ社のHPを見に行ってわかったのですが、日本語のサイトではこのブログが初ではないすか!?

パッケージに原材料の生産地も表示してもらえると、より興味をもって購入されるのではないでしょうか。

小売業者の方がもしご覧になったら、ご参考いただければと思います。

チョコレート

終わりに

今回はチョコレート商品だけでなく、小売業者としての成城石井、商品の生産者としてのステラ社も詳しく紹介しました。

フェアトレードと一言に行っても、原料の生産者、加工した生産者、輸入者、小売事業者、消費者などさまざまな方が関わっています。

認証制度のことだけを知ってわかった気になってはいけないな、と思いました。

今後も勉強を続けながら、実践をしていきます。

次回はレインフォレスト認証などを紹介していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

それでは今日もよい一日を。

ABOUT ME
なかむー
なかむーです。大手電機メーカー入社直後、会社が買収され脱サラを決意。5年半かけて副業で会社を辞め、現在はWeb系の仕事をしています。「シンプルに美しく」をモットーに、自分らしく生きることを目指して発信しています。
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