あなたの部屋に積み上がっているその本。もしかしたらいい値段で売れるかもしれません。しかし、ただブックオフに持っていくだけでは、たいした金額にならないことも多くあります。
本日のテーマは、「本や物を賢く売るために必要なこと」です。
結論から書くとそれは、
- 物の価値(相場)を知ること
- 自分の時間単価を意識して選択すること
です。
今回はこんな方に向けて記事を書いています。
- いらない本があって売ろうと思っている方
- 本を売って少しでもお金にしたいと思っている方
- その他、断捨離やものを売ることを考えている方
Contents
実例:ブックオフで売れない本が、メルカリで1000円で売れた話
ブックオフで本に値段がつかないことがある
先日ブックオフで本を売る記事を書きました。
その際に実は買い取ってもらえなかった本があります。
その本は、投資やトレードの世界で必読書と呼ばれている有名な「デイトレード」という本ですが、マーカー線やシミがあったから値段がつかなかったのだと思います。
無料で引き取ってもらうこともできたのですが、読んでためになった本ですし、とても人気のある本だったので、無料で廃棄?してもらうのは惜しいなと思い、持ち帰りました。

友人にメルカリでの販売代行を依頼
私は普段メルカリは購入メインで、一度も自分で販売したことがありません。
なんか、面倒だなって思っちゃうんですよね。
そこでいつも近くの友人にお願いして販売してもらい、利益は二人のご飯代に当ててしまいます。
今回もその友人に販売をお願いしました。
メルカリで中古価格を見てみると、1500円程度でも購入されており、Amazonでの中古価格は1700円程度でした。
今回の出品本がシミあり・マーカーありの訳あり品であること、目的は断捨離であり早く売りたかったこと、こういった理由で1000円で販売に出してもらいました。

すぐに買い手がつき、利益約700円をゲット
すると30分も経たないうちに値引き交渉があって600円を提示されました。
本の価値からすると安すぎるので断ってもらい、もう少し待っていると、別の方から即購入をいただきました。
ブックオフだったら0円だったところが1000円(手数料や送料などで利益は約700円)で売れた訳です。
利益は手間賃も兼ねて、二人で美味しく食べたスシローに変わりました。

ブックオフで売る際のメリットとデメリット
ブックオフに買い取ってもらう際のメリットは、
- まとめての処分が楽
- すぐに手元から本がなくなる
デメリットは、
- 買取価格はかなり安い
- 訳あり品は1円にもならない(引き取ってはもらえる)
ブックオフで買取できないものは公式サイトから確認できます。
つまり自分にとって、
その本を売る手間・時間 > その本から得られる利益
※ただし少しでもいいからお金にはしたい。
この図式の場合には、ブックオフはとても役に立ちますね。
メルカリで売る際のメリットとデメリット
メルカリで販売する際のメリットは、
- ブックオフに買い取ってもらうよりも高く売れる
- ビジネス感覚がつく
デメリットは、
- 手間がかかる
- 売れるまでに時間がかかり、すぐのものが減らない
販売するまでに、購入希望者とのやり取りや発送の手配などやることは多々あります。
それでも慣れてしまえばそこまでの労力ではないし、なによりビジネス感覚がつきます。
まとめ
「モノの価値を正確に把握する」ことができる場合には、お金になるものは自分で販売し、手間や労力が上回るものはブックオフに買取依頼する、というような賢い選択ができます。
今回はブックオフで売れなかったものをメルカリで売った訳ですが、大事なことは自分の時間単価に見合っているかどうかだと思います。
メルカリで販売するために必要な労力や時間が、果たして利益と比べて価値があるかどうか?というところを常に考える必要があります。
実はもう一冊、ブックオフで買い取れなかった本がありますが、それは取引価格が500円程度でした。
そのため売っても時間単価に見合わないので、友人にあげてしまいました。
自分の労力や時間もタダではないので、こういった視点を持ち合わせると、自分の時間やお金をよりよい方に使えそうですよね。
ちなみに売る手間が面倒な人は、得意な人に代行を依頼するというのもひとつの手ですね。
ただその場合には、本などでは利益にほぼならないので、あげちゃうくらいの感覚の方がいいかもしれませんね。
それでは今日もよい一日を。